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多脚つえの安定性試験(JIS T 9267)

目的

歩行補助具の1つである多脚つえは使用者が体を預けて使用する為に、体を預けた瞬間に転倒すると大事故につながります。
JIS T 9267「福祉用具-歩行補助具-多脚つえ」では内側方向安定性試験、外側方向安定性試験にて転倒し難さを評価します。

※2024年度介護保険制度改定において、多脚つえは貸与か購入かの選択可能品目となりました。

試験概要

高さ8mmのストッパを取り付けた傾斜台に多脚つえの2本の脚を接触させ、ハンドグリップ荷重参照点に25kgのおもりを鉛直に負荷した状態で傾斜台の傾斜角度を変化させ、多脚つえが転倒する角度を測定する。

 内側方向安定性試験外側方向安定性試験
ストッパに接触させる脚製造業者が意図する使用方向で
使用者に近くなる脚2脚
製造業者が意図する使用方向で
使用者から遠い側の隣り合う脚2脚
性能試験結果(転倒角度)を表示・公表しなければならない。ただし、内側及び全ての外側での表示転倒角度が0度であってはならない。

内側方向安定性試験

問い合わせ先

生活産業資材事業本部
東京生活用品試験センター TEL:03-5669-1382
大阪生活用品試験センター TEL:06-6577-0124
こちらのお問合せフォームよりご連絡ください。