目的
汗で濡れた状態で長時間着用した場合に、汗によって生地の色が変わったり、他の衣料を汚染させる恐れがないかどうかを調べるために行う試験です。
試験方法
「JIS L 0848汗に対する染色堅ろう度試験方法」に基づいて試験を実施します。
複合試験片を酸性及びアルカリ性の人工汗液に入れて常温で30分間浸漬した後、汗試験機に取付けて約12.5kPa(6cm×6cmの試験片の場合約45N)の荷重をかけます。汗試験機を37℃±2℃の乾燥機で4時間処理した後、汗試験機から複合試験片を取り離して乾燥し、試験片の変退色と添付白布の汚染の程度をそれぞれ判定します。