洗濯堅ろう度試験(JIS L 0844)(関連規格:ISO 105-C06/C08/C09/C10/C12) 2026/4/1 目的 洗濯の際に、染色された生地からの染料の溶出により変色しないか、及び洗液を介して他洗濯物を汚染させる恐れがないかを調べる試験です。 背景 衣服を洗濯することにより変色や汚染などが起こることがあります。そのため、洗濯堅ろう度試験では、染色された素材が製品になった際、問題が起こらないかを評価しています。 試験方法 「JIS L 0844 洗濯に対する染色堅ろう度試験方法」に基づいて試験を実施します。ラウンダオメータという洗濯試験機を用いて、複合試験片を次の方法で処理します。その後、すすぎ、脱水、乾燥し、試験片の変退色と添付白布への汚染の程度をそれぞれ判定します。また、必要に応じて洗液の汚染程度も判定する場合があります。試験の種類温度(℃)石けん(g/L)液量(mL)試験瓶(mL)時間(分)A-1号405100550±5030A-2号50一般的にA-2号で実施することが多いですが、毛、絹、アセテート等、デリケートな素材の場合はA-1号で実施することもあります。通常、石けんはマルセル石けんを使用しますが、準用して市販の合成洗剤を使用することもあります。 試験動画(洗濯堅ろう度試験) 試験結果例 試験項目試験結果洗濯堅ろう度変退色4級汚染3級 汚染用グレースケール 変退色用グレースケール 評価基準 こちらからボーケン基準がご覧いただけます。染色堅ろう度の「洗濯」の項目をご参照ください。 試料サイズ こちらから試料のサイズをご確認いただけます。染色堅ろう度の「洗濯」の項目をご参照ください。 FAQ(よくあるご質問) Q.洗濯堅ろう度試験とは家庭用の洗濯機での洗濯との違いはなんですか?A.洗濯堅ろう度試験の洗濯は加速試験となるため、温度などの条件が家庭用洗濯よりも厳しくなります。 関連ページ 判定(JIS L 0801)(関連規格:ISO 105-A01)色泣き試験(大丸法)