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摩擦堅ろう度試験(JIS L 0849)(関連規格:ISO 105-X12)

目的

着用中の摩擦により、他の衣料品やバック等を汚染する恐れがないかどうかを調べるために行う試験です。特にインディゴ染料、顔料を用いた素材は色移りしやすいので、取扱いに注意が必要です。

背景

濃色の衣類等の着用時に、他の衣類やカバン等へ擦れることによって色が移る事故が発生した例があります。そのような事故を回避するための参考となります。

試験方法

「JIS L 0849摩擦に対する染色堅ろう度試験方法」に基づいて試験を実施します。
試験機にはⅠ形(クロックメーター)とⅡ形(学振型)がありますが、日本では主に摩擦試験機Ⅱ形を用い、乾燥試験と湿潤試験の二種類の試験を行います。白綿布を乾燥試験では乾燥した状態、湿潤試験では水でぬらして100%湿潤状態にしたものを使用します。

Ⅱ形の場合、摩擦子の先端に乾燥又は湿潤状態の白綿布を取り付け、試験片10cm間上を2N(約200g)の荷重で毎分30回往復の速度で100回往復摩擦し、白綿布への汚染の程度
を判定します。

試験動画(摩擦堅ろう度試験)

試験結果例

試験項目試験結果
摩擦試験汚染乾燥試験4-5級
湿潤試験 2級
汚染用グレースケール

評価基準

こちらからボーケン基準がご覧いただけます。染色堅ろう度の「摩擦」の項目をご参照ください。

FAQ(よくあるご質問)

Q. 摩擦堅ろう度の結果が悪い時、改善方法はありますか。
A. 十分なソーピング、フィックス処理、柔軟処理で改善することがあります。

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