パイル保持性試験(JIS L 1075) 2001/2/13 目的パイル生地におけるパイルの保持性能(容易に脱落しないかどうか) を評価するために行う試験です。 試験方法「JIS L 1075織物及び編物のパイル保持性試験方法」に基づいて試験を実施します。パイル保持性試験には、別珍、コール天などのカットパイル生地に適用するA法、タオル生地などのループパイル生地に適用するB法、シャリング加工した生地に適用するC法がありますが、一般的によく用いられるA法(ユニバーサル形試験機を用いる方法)について説明します。約80mm×80mmの試験片Aと直径15mmまたは22mmの円形試験片Bを3枚ずつ採取します。試験片Bはパイル糸と地糸に分け、パイル糸の質量(MB)を測定します。ユニバーサル形試験機に取り付けた摩擦台に、試験片Aのパイル面を下にして取り付け、研磨紙によって所定回数(通常500回)摩擦します。試験片Aの摩耗した部分を試験片Bと同様の大きさの円形に切り取り、切り取った部分をパイル糸と地糸に分け、パイル糸の残留質量(MA)を測定します。下記の式に従い、パイル保持率(%)を算出します。パイル保持率 (%) = ( MA/MB ) × 100【試験片の調整とパイル糸の質量(MB)の測定】【試験機の摩擦台に試験片を取り付けた様子】【試験中の様子】 【試験後試験片の調整とパイル糸の残留質量(MA)の測定】 評価基準 こちらから試料のサイズをご確認いただけます。物性試験の「パイル保持性」の項目をご参照ください。