キャスターの走行性(ボーケン法) 2026/9/18 目的 キャリーケース等、キャスター(車輪)付き製品の繰り返しの使用により、キャスターやスライドハンドル等に破損が生じてしまうことがあり、簡単に破損してしまうと思わぬ事故や消費者様とのトラブルに繋がる恐れがあります。ボーケンでは実用性能試験として、製品を立てた4輪の状態で段差のないゴム製のベルト上を走行させるキャスターの走行性試験を実施し、繰り返しの使用で発生する走行負荷にどの程度耐えられるかを確認しています。フラットな路面の繰り返し走行を再現し、キャスターや車輪、取り付け部に摩耗やがたつき、緩みなどが発生しないかを評価します。他に実用に近い試験として製品を傾けた2輪の状態で、段差のあるドラム上を走行させる走行耐久性試験も実施しております。製品が日常的な走行に耐えられるかを把握するための試験として、設計段階や品質確認の参考にご活用いただけます。 キャスターの走行性(ボーケン法) 試験方法 載荷重の112%に相当する質量の砂袋を入れ、製品を立てた状態でゴム製の走行ベルト上を5km/hrの速さで30分間走行させます。 【試験中の様子】 *依頼者様指定の荷重・速度・回転数・試験時間・走行距離にも対応しています。 試験荷重(載荷重)提案値 一般キャリーケースバッグ容量載荷重提案値20L 未満10㎏20L 以上 ~ 50L 未満20㎏50L 以上30㎏ 要求性能 使用上支障のある破損、変形等の異常がないこと。 対象製品と対応業種 ボーケンでは、以下のような製品に対してキャスターの走行性試験を実施しています。 キャリーケース(バッグ) ショッピングカート キャリーカート バッグ一体型カート シルバーカー その他、キャスター・車輪を備えた軽量搬送製品全般 また、以下のような幅広い業種からのご依頼に対応しております。 製造メーカー様 輸入事業者様 小売業者様 自治体・教育機関様 など 試験の活用例とメリット キャスターの走行性試験は、以下のような目的で活用されています。キャスターや車輪の耐久性評価として製品開発に活用車輪材質やキャスター構造の見直し量産前の基本的な耐久確認既存製品の改善ポイントの抽出取引先への品質説明資料としての利用製品の走行性能に関する社内基準づくりの参考データとして活用キャスターや車輪の弱点の早期把握がたつき・緩みなどの不具合を事前に回避製品の基本的な耐久性の確認、品質向上消費者が安心して使用できる製品づくり 外部試験として、客観的な耐久確認結果を得られる第三者機関による客観的な評価は、製品の信頼性を高め、企業のブランド価値向上にもつながります。ボーケンでは、あらゆる条件に対応した試験体制を整え、メーカー様、設計者様、輸入業者様など、製品の品質保証を重視される皆様のニーズに応える試験サービスを提供しています。 関連記事 走行耐久性試験 – キャスター付き製品の走行性を評価する試験方法 –把手(取っ手)及びスライドハンドルの取付強さ – 一般財団法人ボーケン品質評価機構落下強度試験 (ボーケン法) – 一般財団法人ボーケン品質評価機構 お問合せ 東京生活用品試験センター〒135-0001 東京都江東区毛利1丁目12番1号TEL:03-5669-1382 大阪生活用品試験センター〒552-0021 大阪市港区築港1丁目6番24号TEL:06-6577-0124 お問い合わせフォームはこちら