日本の「食品衛生法」、「食品、添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示第370号)」において、木製や竹製の製品に関する規制は定められておりません。しかし、日本への輸入割りばしについて、1994年には防かび剤のオルトフェニルフェノール、2002年には漂白剤の亜硫酸の残存が確認されました。
2007年に厚生労働省より割りばしについて、下記の通り検査対象物質と限度値が通達され、適正な管理が求められています。
【防かび剤等の1膳当たり限度値】
検査対象物質 | 1膳当たりの限度値 |
防かび剤 | オルトフェニルフェノール チアベンダゾール ジフェニル イマザリル | 不検出 |
漂白剤 | 二酸化硫黄又は亜硫酸塩類 | 4mg (二酸化硫黄として) |
厚生労働省HP
・割りばしに係る監視指導について(食安監発第1113001号/食安基発第1113001号)