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抗菌性(JIS K 6400-9:繊維以外)

概要

スポンジ等の軟質発泡材料製品の抗菌活性を測定します。
プラスチック製品、金属製品、セラミックス製品など非多孔質形状の製品にはJIS Z 2801での評価を行います。
抗菌性(JIS Z 2801:繊維以外)

試験方法

≪試験概要≫
①試験試料を表面積の合計が32㎝2となるように試験片を調整し、試験容器に入れる。
②試験菌液10mLを入れる。
③35℃、24時間振とうする。
④試験液を回収し、混釈平板培養法により菌数を算出する。
抗菌活性値=「無加工の24時間後の生菌数(対数値)」-「試験試料の24時間後の生菌数(対数値)」
無加工品が準備できない場合は
抗菌活性値=「対照区の24時間後の生菌数(対数値)」-「試験試料の24時間後の生菌数(対数値)」
対照区の生菌数:試験容器に試験菌液のみ入れて35℃、24時間振とうしたときの生菌数

24時間振とうのイメージ

サンプルについて 1菌種当たり

【評価基準】抗菌活性値≧2.0

SIAAマーク認証のための試験

SIAA(一般社団法人 抗菌製品技術協議会)では、抗菌加工製品に求められる品質や安全性に関するルールを整備し、マーク表示の認証・管理・運用を行っています。
ボーケンは認証における試験実施機関として指定されており、申請に必要な抗菌・抗ウイルス性試験を実施しています。