トピック No470_【引裂試験】報告書を読み解く~その試験結果どういう意味~ 2025/9/10 引裂試験について 衣服等を着用中に転倒した時や、物への引っ掛かりなどで生地に傷や切れ目が生じ、生地が破れてしまうことがあります。引裂試験では、生地に引裂かれるような外圧が加わったとき、簡単に破れてしまわないか強度を評価します。通常は織物生地で実施する試験です。 試験方法 「JIS L 1096織物及び編物の生地試験方法 D法(ペンジュラム法)」に基づいて試験を実施します。振り子の動きで、生地を引裂いて強度を測定します。(単位はN) 一般的な目安値 紳士ジャケット・パンツなど 13N以上(薄地10N以上)婦人・子供用ジャケット・パンツ・スカートなど 10N以上(薄地7N以上)シャツ・ブラウスなど 10N以上(薄地7N以上) 薄地と厚地の目安 ・薄地 … 単位面積当たりの質量が、200g/㎡以下のもの・厚地 … 単位面積当たりの質量が、200g/㎡以上のもの一般的な目安に達していないと着用中・突起に引っ掛けた際に簡単に破れてしまうかも。。また、突発的な力により、縫い目から裂けてしまうかもしれません。 topic_470 読み込み中の表示から変わらない場合はこちらをクリックしてご覧ください 過去の記事 【①染色堅牢度試験の判定について】はこちら【②耐光試験の判定】はこちら【③洗濯堅ろう度試験の判定】はこちら【④汗試験・水試験の判定】はこちら【⑤摩擦試験の判定】はこちら【⑥異色濃淡の考え方】はこちら【⑦色泣き(ブリード)試験の判定】はこちら【⑧混用率試験について】はこちら【⑨引張強さについて】はこちら 関連ページ 引裂強さ試験(JIS L 1096)(関連規格:ISO 13937-1)引張強さ試験(JIS L 1096)(関連規格:ISO 13934-1)No499_より良いものづくりのために 繊維製品の事故事例 -引張強さ・引裂き強さの強度不足- お問い合わせ 東京試験センターTEL:03-5669-1380(担当:桑久保、小林、中尾、中井)こちらのお問合せフォームよりご連絡ください。