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生分解について

生分解度を測定する評価方法は、ISO 規格、JIS 規格、ASTM 規格などにおいて、試験方法が制定されています。弊機構で実施可能な生分解度試験・崩壊度試験をご紹介します。

概要

生分解とは?

生分解とは、単にプラスチックが物理作用によりバラバラに分解されることではなく、微生物の働きにより、分子レベルにまで分解し、最終的には二酸化炭素(CO₂)と水(H₂O)となって自然界へと循環していく性質をいいます。

生分解の様子(一例) 条件:土壌中/3か月/素材:綿

生分解性プラスチックとは?

生分解性プラスチックは、微生物の働きにより、最終的には二酸化炭素と水に分解されるプラスチックです。生分解性プラスチックを使用することで、廃棄物処理の合理化、海洋プラスチックごみの削減が期待されます。

「バイオプラスチック」や「バイオマスプラスチック」など、意味が混同されやすい用語との関係は、下記図の通りです。

バイオプラスチックについて

代表的な生分解性プラスチック

ポリ乳酸(PLA)、ポリ乳酸/ポリカプロラクトン共重合体(PHBH)、ポリグリコール酸(PGA)、ポリブチレンアジペート/テレフタレート(PBAT)、ポリエチレンテレフタレートサクシネート(PETS)、ポリブチレンサクシネート(PBS)、ポリブチレンサクシネートアジペート(PBSA)

主な用途

ごみ袋、ストロー、ペットボトル、マスク、食品トレイ、農業用マルチフィルム、園芸用資材など

生分解性評価試験の受託可能一覧

生分解性を評価する方法は、大きくは生分解が起こる環境(土壌、コンポスト、海水、汚泥等)によって分類され、国際的に規格化されています。弊機構では下記の試験に対応しております。

試験受託可能一覧

試験規格ISO 14855-1
JIS K 6953-1
ASTM D5338
ISO 14855-2
JIS K 6953-2
ISO 19679
規格名称プラスチック-制御されたコンポスト条件下の好気的究極生分解度の求め方
-発生二酸化炭素量の測定による方法-
第 1 部:一般的方法
プラスチック-制御されたコンポスト条件下の好気的究極生分解度の求め方
-発生二酸化炭素量の測定による方法-
第 2 部:実験室規模における発生二酸化炭素の質量測定方法
プラスチック-海水/堆積物界面の非浮遊プラスチック材料の好気的生分解度の求め方
-発生二酸化炭素の分析による方法-
概要コンポスト中での好気的生分解度試験コンポスト中での好気的生分解度試験海水/堆積物界面での好気的生分解度試験
植種源(生分解環境)コンポストコンポスト海水と堆積物
試験温度58℃58℃25℃
試験期間45 日間~最長半年間45 日間~最長半年間180 日間~最長 2 年間
試料形態フィルム、粉末、ペレット等フィルム、粉末、ペレット等フィルム
取得可能なマーク

JBPA マーク

JBPA マーク

JBPA マーク

試験規格Hohenstein法
ASTM D5511
ISO 15985
規格名称高固形分の嫌気性消化条件下におけるプラスチックの生分解性評価方法
概要繊維製品に対する土壌中での好気的生分解度の測定
併せて、外観評価、環境毒性評価も実施
汚泥中での嫌気的生分解度試験
植種源(生分解環境)土壌活性汚泥
試験温度20℃52℃ または 37℃
試験期間最長1年間30日間
試料形態糸、生地、製品ペレット、粉末、フィルム、成形品等
試験規格NF T51-800AS 5810AS 4736
規格名称プラスチック-家庭用コンポストに適したプラスチックの仕様家庭用コンポストに適した生分解性プラスチック堆肥化およびその他の微生物処理に適した生分解性プラスチック
概要家庭用コンポスト試験(フランス規格)家庭用コンポスト試験(オーストラリア規格)好気性工業コンポストにおける生分解性試験(オーストラリア規格)
植種源(生分解環境)コンポストコンポストコンポスト
試験温度25℃25℃58℃
試験期間1 年間1 年間最長 180 日間
試料形態ペレット、粉末、フィルム、成形品等ペレット、粉末、フィルム、成形品等ペレット、粉末、フィルム、成形品等
試験規格ASTM D6400ASTM D6868
規格名称都市・産業用コンポスト施設で好気的に堆肥化されるプラスチックの表示に関する規格紙などの基材にコーティングや添加剤としてプラスチックを含む製品の、産業用コンポスト適合表示に関する規格
概要プラスチック製品の好気性工業コンポスト生分解性試験紙およびラミネート製品の好気性工業コンポスト生分解性試験
植種源(生分解環境)コンポストコンポスト
試験温度58℃58℃
試験期間最長 180 日間最長 180 日間
試料形態成形品、ペレット、フィルム成形品、ペレット、フィルム

崩壊度試験

試験規格 ISO 16929
JIS K 6952
(パイロット条件)
ISO 20200
JIS K 6954
(試験室条件)
規格名称 プラスチック-パイロット規模の模擬コンポスト化条件下でのプラスチック材料の崩壊度の測定 プラスチック-実験室規模の模擬コンポスト化条件下でのプラスチック材料の崩壊度の測定
概要 コンポスト中での崩壊度試験 コンポスト中での崩壊度試験
植種源(生分解環境) コンポスト(おがくず、コンポスト等) コンポスト(おがくず、コンポスト等)
試験温度 58℃ 58℃ または 25℃
試験期間 最長 180 日間 最長 90 日間
試料形態 フィルム、成形品 フィルム、成形品(25mm×25mm以上)

生態毒性試験

試験規格EN 13432 の付録 D
OECD 208
AS 5810(ASTM E1676 参考)
ISO 17088 付録D(ISO 11268-1 参考)
規格名称植物生長試験(生態毒性試験)ミミズによる急性毒性評価
概要生態毒性試験急性毒性試験
植種源(生分解環境)※ISO 16929(ISO 20200)または ISO 14855-1 試験後に実施可能※ISO 16929(ISO 20200)または ISO 14855-1 試験後に実施可能
試験温度22℃、75%22℃、75%
試験期間14 日間14 日間
試料形態

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JBPA 生分解性プラマーク申請

一般社団法人 日本バイオプラスチック協会HP(外部サイトへ移動します)をご参照ください。

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