主に公益社団法人自動車技術会が発行する「自動車部品 揮発性有機化合物(VOC)放散測定方法」(内装材:JASO M 902、車室内部品:JASO M 903)に準拠したサンプリングバッグによる試験を実施します。以下の写真はJASO M 902による試験の様子です。
JASO M 902では10 Lのサンプリングバッグに100 cm2の試験片を入れ、65℃で2時間処理した後、サンプリングバッグ内の空気を捕集します。一方、JASO M 903では原則として試料をカットせずにそのままサンプリングバッグに入れます。バッグの大きさは20 L~200 L※と規定されています。
※ボーケンでは恒温槽設備の都合上、~50 L程度の大きさまで実施可能です。