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防汚性試験(吸水ショーツ(人工血液))

フェムテック製品 (吸水ショーツ) の 防汚性試験

目的

フェムテック製品である吸水ショーツは繰り返し使用することにメリットがありますが、汚れがついてしまうと廃棄せざるを得ない場合があります。

吸水ショーツなどのパッド部や身生地に使用される生地について、粘性のある人工血液(特許取得)の汚れの落ちやすさを評価するための方法です。

防汚性とは?

汚れを防止する機能のことを言います。繊維に汚れを付きにくくしたり、付いた汚れを洗濯で落ちやすくしたりした加工が施された繊維製品が最近では開発されています。防汚加工は、汚れの種類と防汚効果の違いにより、加工方法が異なります。

防汚効果を付与する方法とは?

防汚効果を付与するには、大きく分けてSG加工、SR加工、SGR加工の三つの方法があります。

SG(Soil Guard)加工汚れにくくする加工のことで、フッ素系樹脂加工等により、はっ水性とはつ油性を付与したものです。はっ水加工をすると親水性の汚れが付着しにくくなります。はっ水・はつ油加工すると、親水性及び親油性の汚れが付着しにくくなります。
SR(Soil Release)加工付着した汚れを洗濯やドライクリーニングで落ちやすくする加工のことで、親水化処理等を施したものです。疎水性の合成繊維は、繊維表面を親水化する加工を施すと洗濯により汚れが落ちやすくなります。
SGR(Soil Guard Release)加工汚れが付きにくく、落ちやすい両方の効果を備えた加工のことをいいます。

吸水ショーツの防汚性試験では、SR(汚れの落ちやすさ)を評価します。

試験方法

実用生活汚れに対する防汚性試験(ボーケン規格 BQE A 039)同様に、肌側生地(中央部)に汚れ種約0.2gを付着させ、24時間放置後、JIS L 1930 C4M法に準じて洗濯を行い、吊り干し乾燥します。その後、試料の残留汚れを汚染用グレースケールで判定します。

製品であれば、各層の残留汚れを汚染用グレースケールで判定します。

汚れが目立たないように肌側生地に濃色を採用したアイテムの場合は、目視判定が困難なため発光反応の有無を確認します。

評価の目安

肌側生地
吸水布
防水布

4.5級(若しくは発光反応なし)

本試験で使用する人工血液の粘性の比較

・吸水スピードを水の場合と比較する(JIS L 1907滴下法準用)
・吸水パット、吸水ショーツの吸水量

防汚性だけでなく粘性や成分の特性を活かした様々な商品開発への応用も可能です。

FAQ(よくあるご質問)

Q.濃色でも測定はできますか?
A.実施可能です。発光反応による確認が可能です。
  
Q.エプロンなどでも活用できますか?
A.あくまで粘性のある人工血液を使用しており、食肉用の血液とは形態が異なります。牛血であれば所有しておりますので、実施が可能です。ただし、発光反応による確認はできません。

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お問い合わせ

大阪機能性試験センター:06-6577-0157