引張強さ試験(JIS L 1096)(関連規格:ISO 13934-1) 2026/4/1 目的 一般的に織物に対して適用され、生地のたて方向またはよこ方向に引っ張る力を加え、どの程度の力まで耐えることができるかを評価するために行う試験です。 試験方法 「JIS L 1096織物及び編物の生地試験方法」に基づいて試験を実施します。 引張強さ試験にはA法からF法まで試験方法がありますが、一般的によく用いられるA法(ストリップ法)とB法(グラブ法)について説明します。 A法(ストリップ法) 幅50mm長さ300mmの試験片をたて方向及びよこ方向に3枚ずつ調整し、つかみ間隔200mm、全幅をつかむように引張試験機にセットした後、一定の速度で引っ張って破断したときの強さ(N)を測定します。 試験前 試験後 B法(グラブ法) 幅100mm長さ150mmの試験片をたて方向及びよこ方向に3枚ずつ調整し、つかみ間隔76mm、つかみ幅25mmで幅の中心部分をつかむよう引張試験機にセットした後、一定の速度で引っ張って破断したときの強さ(N)を測定します。 試験結果例 試験項目たてよこ引張強さ(N)350280 評価基準 こちらからボーケン基準がご覧いただけます。物性試験の「引張強度」の項目をご参照ください。 FAQ(よくあるご質問) Q1.引裂強さ試験と何が違うのですか?A1.引張試験は生地全体を引っ張り、どれだけの荷重で千切れるかを測ります。引裂試験はあらかじめ生地に切り込みを入れ、そこから引き裂く時の抵抗力を測ります。 Q2.なぜ引張試験が必要なのですか?A2.縫製・着用・洗濯などで生地は常に引っ張られています。この段階で破断する生地は、基本強度不足と判断されます。 関連ページ No499_より良いものづくりのために 繊維製品の事故事例 -引張強さ・引裂き強さの強度不足-引裂強さ試験(JIS L 1096)(関連規格:ISO 13937-1)製品の総合引張強さ (JIS L 1096準用) お問い合わせ 繊維事業本部 お問い合わせフォームはこちら