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防汚性試験(花粉汚れ)

指定オプション法(繊技協法)花粉汚れ試験

目的

一般社団法人繊維評価技術協議会が認証する機能性繊維を対象にした製品認証制度の一つである防汚加工の指定オプション法として「花粉汚れ」を指定しています。

スギ花粉を想定した「花粉汚れ」試験により防汚加工の評価を行います。

防汚性とは?

汚れを防止する機能のことを言います。繊維に汚れを付きにくくしたり、付いた汚れを洗濯で落ちやすくしたりした加工が施された繊維製品が最近では開発されています。防汚加工は、汚れの種類と防汚効果の違いにより、加工方法が異なります。

防汚効果を付与する方法とは?

防汚効果を付与するには、大きく分けてSG加工、SR加工、SGR加工の三つの方法があります。

SG(Soil Guard)加工汚れにくくする加工のことで、フッ素系樹脂加工等により、はっ水性とはつ油性を付与したものです。はっ水加工をすると親水性の汚れが付着しにくくなります。はっ水・はつ油加工すると、親水性及び親油性の汚れが付着しにくくなります。
SR(Soil Release)加工付着した汚れを洗濯やドライクリーニングで落ちやすくする加工のことで、親水化処理等を施したものです。疎水性の合成繊維は、繊維表面を親水化する加工を施すと洗濯により汚れが落ちやすくなります。
SGR(Soil Guard Release)加工汚れが付きにくく、落ちやすい両方の効果を備えた加工のことをいいます。

指定オプション法(繊技協法)花粉汚れ試験では、SG(汚れのつきにくさ)、SR(汚れの落ちやすさ)両方を評価します。

試験方法

指定の疑似花粉(石松子)を使用し規定の試験方法にて実施します。
判定用標準写真を用いて付きにくさを判定後、疑似花粉を落とす動作を行い、判定用標準写真を用いて落ちやすさを判定します。

評価方法

標準写真による級判定(1級~5級)

SEKマーク認証試験に対応

ボーケンでは繊維評価技術協議会が運用しているSEKマーク制度に対応した防汚性試験を実施しています。

SEKマークを申請するには、下記の条件を満たすことが求められます。

 対象試料:黒または濃色 白または淡色
 対象外試料:花粉が容易に通過するような目の粗い製品
 SEKマーク認証基準に従った洗濯処理前後の試料での実施。

【評価基準】
 SG:3.0級以上
 SR:4.0級以上

花粉汚れ試験以外のSEKマーク対象防汚性試験についてはこちらのページをご確認ください。

防汚性試験(JIS L 1919)
防汚性試験(ボーケン法)

対象アイテム

衣類、カーテンなど

FAQ(よくあるご質問)

Q.花粉リリース(ボーケン法)との違いを教えてください。
A.花粉汚れ試験は、花粉の付きにくさや落ちやすさを、判定見本を用いて目視により評価する試験です。また、花粉は「疑似花粉(石松子)」を使用します。一方、花粉リリース性試験は、本物のスギ花粉を使用し、付着した花粉が外力によってどの程度落ちやすいかを定量的に評価します。
  
Q.試料の色に制約はありますか。
A.試験上制約はありませんが、SEKマーク認証基準には黒または濃色、白または淡色と記載があります。

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関連項目

お問い合わせ

大阪機能性試験センター:06-6577-0157