塩素処理水堅ろう度試験(JIS L 0884)(関連規格:ISO 105-E03) 2026/4/1 目的 家庭洗濯で用いる水道水に含まれる活性塩素や水泳プール等で感染予防に用いる殺菌用塩素によって、繊維製品の色が変わらないかどうかを確認するために行う試験です。 試験方法 「JIS L 0844塩素処理水に対する染色堅ろう度試験方法」に基づいて試験を実施します。ラウンダオメーターと呼ばれる洗濯試験機を用いて、試験片を以下の方法で処理した後、脱液して自然乾燥し、試験片の変退色の程度を評価します。 ① 試験の種類にはA法~D法あり、適応対象目安となっています。A法一般衣料品全般B法水着等のプール向け衣料C法医療用、特殊作業着等D法高濃度殺菌消毒が想定される繊維製品 ② 試験条件試験の種類試験液温度℃浴比(試験液:試験片)時間min有効塩素量mg/LpHA法107.0±0.225±2200:130B法207.5±0.227±2100:160C法50D法100 ③ 試験瓶に試験片を入れ、試験溶液を投入します。規定の温度・時間で処理をします。④ ろ紙等で余分な液を除き、自然乾燥した後、変退色を評価します。 試験結果例 試験項目試験結果塩素処理水(級)変退色4 評価基準 一般的な評価基準変退色4級以上 FAQ(よくあるご質問) Q.塩素に影響を受けやすい素材はありますか?A.反応染料の中でも耐塩素性の低い染料で染められたセルロース系素材は洗濯を繰り返していく中で、染料の化学結合を壊し、変色が起きやすい傾向があります。 関連ページ 判定(JIS L 0801)(関連規格:ISO 105-A01)洗濯堅ろう度試験(JIS L 0844)(関連規格:ISO 105-C06/C08/C09/C10/C12) 汗堅ろう度試験(JIS L 0848)(関連規格:ISO 105-E04) お問い合わせ 繊維事業本部 お問い合わせはこちら