ドライクリーニング堅ろう度試験(JIS L 0860)(関連規格:ISO 105-D01) 2001/1/14 目的 商業ドライクリーニングの際に、染色された生地又は付属品の染料が溶出し、色が変わったり、洗液によって他のものを汚染させる恐れがないかどうか調べるために行う試験です。特に注意が必要な素材としては、顔料プリント品や特殊プリント品、ポリエステル/ポリウレタン混品等です。 試験方法 「JIS L 0860ドライクリーニングに対する染色堅ろう度試験方法」に基づいて試験を実施します。 ラウンダオメータという洗濯試験機を用いて、複合試験片を30℃の試験液で30分間処理します。その後、すすぎ、乾燥し、試験片の変退色と添付白布への汚染の程度をそれぞれ判定します。 使用する溶剤の種類等により以下の4つの方法がありますが、実際の一般的なドライクリーニングに合致するのは、界面活性剤および水を添加する方法になります。複合試験片として用いる添付白布は、他の多くの染色堅ろう度試験と異なり、単一布ではなく多繊交織布(マルチファイバー 交織1号)を用います。 試験の種類 有機溶剤の種類 界面活性剤及び水の添加の有無 ステンレス鋼球の 使用の有無 A-1法 パークロロエチレン 添加する 使用する A-2法 添加しない 使用しない B-1法 工業ガソリン5号 (石油系溶剤) 添加する 使用する B-2法 添加しない 使用しない 【複合試験片】 【洗濯試験機(内部)】 【試験結果例】 試験片(変退色を判定) 添付白布(汚染を判定) 評価基準 こちらからボーケン基準がご覧いただけます。染色堅ろう度の「ドライクリーニング」の項目をご参照ください。